ふるさとへかえろう①




2001年に異国の地「タイ王国」に住むようになってから
早10年が経過しようとしています。

異国の地に住み、なんだか”モワぁ~”とした孤独感とやらを
感じるようになってから、やたら滅多と望郷の念に駆られる
ようになった青春も終わった若干(?)26歳の時の自分。

年末年始は必ず日本へ帰国し、実家でウロウロしつつも、
幼稚園から中学校までを共に過ごし駆け抜けた古き良き
哀愁セーネン達と集うようになりました。

今、実家のある街に住んでいる(残っている)友人は少なく、
皆、街を出て、全国津々浦々、どこかの街で暮らしています。

しかしながら、年末年始は、実家のある我らがふるさとに
戻ってきます。

ある大晦日の夜。
僕は幼稚園時代からの友人と二人、彼が住む一軒家の1階の
こたつで焼酎を飲みながら、ふと、こんな会話になりました。

「皆、今頃、何しているのかなぁ?」
「実家には帰ってきているのだろうか?」
「そうそう、確か○○はこの街に戻ってきて、今は実家に
 居を構えているみたいだから、今頃、紅白でも見ている
んじゃないか?」
「電話してみっか?」

ということで、TVもない、時計の音とヤカンがストーブの
上でカタカタと鳴る音だけが響く午後10時過ぎ、
部屋からの電話攻撃が始まったのです。

勿論、携帯番号など知る由もないから、卒業アルバムを
引っ張り出してきては自宅の電話番号を調べました。

大晦日の夜分の電話でしたが、向こうのご両親も
「お~なつかしい~!」みたいな感じで、快く電話を
繋いでくれたのです。


<つづく?>

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