今回のタイでのコロナ感染拡大は、昨年と比べ明らかに身近に迫ってきている感が増しているかと思います。

幸いにして弊社ではまだPCR陽性者はいませんが、入居しているビルや近所のビル、お客様の入居しているビルだとか、身近な場所でPCR検査で陽性となる人が出ています。

そのため、完全在宅勤務となって2か月が経とうとしています。

一時はタイ入国に際する隔離が10日間に短縮されたり、このままでいけば7日間、そう遠くない日には隔離無しなんてことがあるのではないかと思えるほどだったタイが、いわゆるトンロークラスターを境に一気に逆戻りしてしまいました。マスクは着用が義務化され、違反者には罰金が科されるようになり、飲食店は店内飲食禁止学校再開も延期に延期され引き続き気の抜けない状況に置かれています。2か月前には陽性者が2万人を超す日がこんなにも早く訪れようとは思ってもいなかった方がほとんどではないでしょうか。

ビジネスにおいて、この状況は多くの人にとってピンチの只中に立たされていると感じることでしょう。がらりと生活が変わり、どこへ行くにもマスクや感染の危険が付きまとい恐怖を感じる。先の見えない、見えにくい状況に感じてしまいます。お客様の中にも、一時帰国(一時避難)、閉鎖撤退を視野に入れ具体的なご相談、計画を立て始めた方も増えてきております。最近になって在タイ日本大使館の働きかけのおかげか、在タイ邦人のワクチン接種が進み始めていますが、それでも一時帰国して日本で接種をされるお客様が増えています。

それとは逆に、このタイミングをチャンスととらえ進出を計画される方もいらっしゃいます。

こうしてみると、同じ状況の中に置かれながら、視点を少しだけ変えてみる視点を増やしてみる逆から考える誰も思いつかないことを考えてみる、、、これだけでIN/OUTが逆転してしまうのだと感じます。

もちろん、閉鎖や撤退がすべて「負」ではありません。先が見通せない状況での勇気ある決断の一つだと思います。(閉鎖や撤退と一言で言ってもその作業は簡単ではありませんし、とても体力も時間も使います。)

何にでも言えることかと思いますが、多視点他視点で俯瞰的に物事をとらえ、ピンチなのかチャンスなのかの判断を的確に、そして決めたら即動き始めるスピード感が今大切なのかもしれません。

みなさんが安全にこの状況を乗り切り、1日も早く安心、安全に過ごせる日が来ますよう、踏ん張って行きましょう。

 

ピンチかチャンスかの判断は我々には出来ません、ピンチをチャンスに変えることも我々には出来ません。ですが、お決めになった決断がスムーズに、かつ、即実行できるよう、弊社では設立撤退一時休業や、会計税務等、サポート出来ることが沢山ございます

不安や疑問がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

お客様と共に闘うM&Aであり続けます