3月末に、急ぎ関空に飛び、日本に帰国したが、それからの一か月間の日々は”コロナ“の毎日と成って仕舞った。

快晴/快適な温度なのに、籠城を余儀なくされている。

福島の折には、騒動が終息後、訪問すると大いに喜ばれたので、今回も5月末に、北海道旅行を計画した。

行楽地/温泉旅館等はキャンセルが相次ぎ、経営が大変だとの報道が成されているが、先回とは異なり、収入は欲しいのに、コロナ感染を広めるリスクがある為、来てくれるなとの、誠に驚くべき対応と成って居る。

これは国や知事の強い要求による所も大であり、理解出来る点ではあるが、しからば、これら影響を受ける人々に対し、如何なる補償を行うのかとの議論と成ると、総論理解、各論は延々たる議論のみ、政治家/官僚を見て居ると、納税された我々の税金は、自分達のものであるという様な対応に見えて仕方ない。困っているなら配ってやる。そういうものであろうか。

一世帯にマスクを二枚配ると胸を張った。しかしそのマスクは何処の誰に発注されたのか全く報道されない。何処かの企業が数百億円の注文を貰って居るのだ

一人に10万円を配る決定が、紆余曲折の上に為されたが、目下の所、海外で頑張って居る邦人は除外されるのである。何故であろうか?

タイであれば、本当に困った人々はお寺に駆け込めば何とかなる。そのお寺には、富裕層が寄付を行う。寄付を行えば節税が出来る。こういう文化の世の中の方が、かかる緊急時には、遥かに上手い対応が出来て居るのでは無いかと感じる、日本とタイの差である。