M&A月報No.138 「ガラヤニ王女の御葬儀と国際空港占拠事件勃発」 10月は1ヶ月間のお休みを頂き日本に帰っていた。日々、新聞やTVの報道を見たが、楽しいニュースは殆ど無かった。この間、10回ほどJRを利用したが、株価急落、不景気の為か3回もの人身事故に遭遇した。
M&A月報No.137 「流血事件再来とTV経由のクーデーター」 10月5日のバンコク都知事選当日、首相府占拠を続ける反政府市民団体「民主主義市民連合( PAD)」の実質的トップである元バンコク知事のチャムロン氏が国家反逆容疑で警察当局に逮捕された。国家反逆罪の場合、有罪が確定すると死刑か終身刑となる。
M&A月報No.136 「日タイ首相辞任劇」 反タクシン派とタクシン派が激突、死者も出る騒ぎとなり、サマック首相は非常事態宣言をし、軍隊の導入も視野に入れた対応を示した。 この騒動に責任を感じて、辞任してもおかしく無いと感じられるタイの首相と思っていたら、何と福田首相辞任の緊急記者会見の模様がTVで伝えられて来た。
M&A月報No.135 「ポチャマン夫人の有罪判決とタクシンの亡命」 国王、アナン氏に勇気付けられてか、タイの司法も頑張り出した。数種類の嫌疑で争っているタクシン一族であるが、その内の一つである、ポチャマン夫人の脱税容疑に付き、執行猶予無しの禁固3年の有罪判決を下した。
M&A月報No.146 「アピシット首相コメント」 アピシット首相が就任後の過去6ヶ月間に付いてコメントを発表した。 『この度、世界を襲った未曾有の経済危機は、自分の予測を遥かに超える、凄ざましいものであった。
M&A月報No.134 「アナン元首相講演要旨と閣僚辞任相次ぐ」 首相の座とはそれ程快適なものなのであろうか。与党は、一軍の監督並びにそのプレイヤーが退場を命じられ、二軍の監督並びにそのプレイヤーが昇格し、一軍として登場して来た。
M&A月報No.133 「アナン元首相の苦言と最高裁でのある事件」 1992年のタイ流血事件の折に、反政府側として民衆を引っ張った元バンコク知事のチャムロン氏であるが、当時の首相と共に国王に叱責され、バンコク知事の任も解かれ、その後静かにしていたが、タクシン政権になってから、またぞろ反政府活動の牽引者として登場してきた。
M&A月報No.132 「日本国微笑外交とタイ国憲法改正ドタバタ騒動」 一ヶ月間多忙な日々を神戸で過ごし、5月6日タイに戻って来た。 日本滞在中TVを見ていると、ガソリンが下がったり、上がったりの大騒動、後期高齢者の保険制度で75歳以上が激怒、国民保険機構で職員が3年間で10億円もの金を盗み、それを競艇で使ってしまっても全く気付かぬ天下りの大組織、予てよりの筆者の指摘通り食品の価格が高騰し大騒ぎ、人を簡単に殺したり、硫化水素による自殺の多発等々暗いニュースのオンパレードであった。
M&A月報No.131 「連立与党解体の危機」 プミポン国王はスラユット前首相を再び枢密院議員に任命した。枢密院は王室事業に対する助言権限を持つ機関である。今回の任命では、同氏含め3人を任命しており、これでプレム議長以下議員18名での構成となる。
M&A月報No.130 「反タクシン派勢力の更迭とサマック政権による”開国”政策」 帰国を果たしたタクシン氏は自宅に戻らず、セキュリティの良い、ペニンシュラホテルの11室を借り切り、そこにまず腰を落ち着けた。しかし、それは数日で、雲隠れしてしまった。